キラウェア火山ドキュメンタリービデオ概略
学校の教材にちょうどいい
小学生高学年から高校生・大学生の理科の授業に適した教材です。
ビデオの時間は44分。授業時間にちょうどおさまる長さです。
灼熱の溶岩の流れなど、生徒さんの関心をひきつけます。
生徒さんに理科の関心をもってもらうのに、
このビデオはちょうど良いきっかけになります。
キラウェア火山
―その脅威の全貌―
ドキュメンタリービデオの概略
○キラウェア火山周辺の地質
◆プレートテクトニクス
専門的なプレートテクトニクスの考え方を、融けたロウの表面で固まる薄い膜を作る
実験によって、わかりやすく解説。
◆ホットスポット(川面でのホットスポット実験)
小川の水面に泡を浮かべる実験をして、ホットスポットの考え方を視覚的、感覚的に
わかるように解説。
○楯状火山について(リフトゾーン、ピットクレーター、割れ目、火口)
◆楯状火山の独特な造りを図を使って解説しています。
◆キラウェア火山にはリフトゾーンという帯状の地域があり、それにそってならぶ火口列
や割れ目、ピットクレーターなど、ハワイ型楯状火山の特徴的なものを紹介しています。
○キラウェア火山の大きさ(富士山、岐阜県、東京都との比較)
◆具体的に同寸大の地図によりキラウェア火山が非常に大きな火山であることを説明し
ています。数値だけでは大きさが想像できませんが、身近にあるものと比較すると、
およその大きさを想像することができます。
○カルデラ(ハレマウマウ)
◆キラウェア火山の火山活動の中心地ですが、現在は噴火していません。ハレマウマウ
の噴気孔を紹介しています。
○溶岩の性質(溶岩チューブ、パホイホイ溶岩、縄状溶岩、アア溶岩)
◆溶岩が流れているところから溶岩チューブが作られる映像を収録しています。
パホイホイ溶岩とアア溶岩も紹介。
○プウオオ溶岩流(2003年2月の溶岩流)
◆溶岩が流れている様子を捉えた映像により、言葉で説明した溶岩の性質を感覚として
捉えることができます。山腹にあるプウオオ噴火口から流れ出る灼熱の溶岩を捉えた
映像は5mまで近づいて撮影しました。このダイナミックな映像は見ごたえがあり、
視聴者に強烈な印象を与えます。
岩が裂けて真っ赤な溶岩がどっと流れるシーンは本当にすごいです。撮影した私本人が
何度も見て見とれているくらいですから。
○プウオオ噴火の仕組み
◆山腹にあるプウオオの噴火と山頂のわずかな膨張収縮との密接な関係を説明します。
○溶岩樹型(1974年、1990年溶岩流の溶岩樹型)
◆溶岩樹型は樹木を溶岩が覆ったときに造られる彫刻のようなもので、非常に流れや
すい溶岩を噴出するキラウェア火山には、観察がしやすい典型的な溶岩樹型が実に
多く見られます。1974年溶岩流の溶岩樹型と1990年にふもとを流れた溶岩流の
溶岩樹型を紹介します。溶岩樹型のでき方と、内側に見られる樹木の皮の跡も紹介
します。
●このビデオの特徴
火山や地学の専門家でない一般の方や小学校高学年から高校生にも理解できるよう、
図や映像でわかりやすく、しかも楽しく学べるように解説しています。
火山の仕組みや現象を説明することに重点を置いていますので、
他の同様のドキュメンタリービデオより内容が多く、
学校教材として最適のビデオです。
ビデオに収録されている映像を一部ご紹介します。
「キラウェア火山・その脅威の全貌」ドキュメンタリービデオの購入方法